花の木 6月号
 
 

 私は宅配の仕事をしていますが、先日、中学校へ配達に伺った際、ある先生から「この前は助かりました」と言われました。何の事か分からず聞いてみると、数日前コンビニに荷物を出しに行ったが、店員に締め切り時間を過ぎているので一日遅れの便になる、との事。そこに私が来て、まだ間に合いますと持って行ったというのです。思えば、忙しさで集配が遅れていたのが幸いし、対応できたのを覚えています。忙しさに負け、私も店員の様な対応になりそうでしたが、人はいつ、どの様に、他人に関わっていくか分かりません。いじめ・体罰も、関わった人々が将来、何かの縁で再会するかもしれません。常日頃から、どんな人にでも相手の事を思いやる気持ちを大切にしなければいけないと思いました。
 「思いやりの心」は、私達が生きて生活していく上で人と関わる時の基本的なことではないでしょうか。


県小中P連理事 広報環境委員 浅岡寿隆
 
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