花の木 8月号
 
 

 小学校PTA会長として一番思いを込めて続けた行動は、学校、PTA、地域、子ども会の行事などで、子供達の目線に立って、彼らに、話しかける事でした。4月の当初は、知らないおじさんが話しかけてくると、少し迷惑そうでしたが、続ける事により、最終的には、子ども達の方から話しかけてくれる様になりました。本当はどの子も自分の話しを聞いて欲しいのだと分かりました。保護者以外にそんな人が近くに居れば、子供達のこころも落ち着きます。悩んでいそうな子供には「どうした?」と尋ねてみる、この小さな育みが大切であると実感しました。教育の育は「はぐくむ」とも読みます、語源は、羽含む(はぐくむ)から来ていて、親鳥がひなを羽で覆い包むと言う意味です。今後も出来る限り「声がけ」を実践して、一人でも多くの保護者の皆さんにも、協同して頂くつもりです。


県小中連理事 広報環境委員会 浅岡直幸
 
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