花の木 6月号
 
 

 母校の中学校近くを通ると中学時代の部活動(サッカー)を思い出します。六月の梅雨の季節は、水捌けが悪いグラウンドは使えない日が多くありました。部活動の時間に雨が上がっているとがっかりでした。顧問の先生から一周一キロ程のランニングコースを「今日は外周を十周、田んぼ道を十周」と鬼の練習メニューの指示が出されるのです。当時はこのランニングが嫌で、時には先生の死角に入る所は歩いた事もありました。この苦しいランニングの成果だけではないですが、日々の積み重ねの結果、三年生最後の夏の大会では良い成績を修めることが出来ました。目標を達成するには、嫌でもやらなければならない事が出てきます。どんなにつらい事もいずれ役立つと自分に言い聞かせ、毎日を一生懸命に過したいものです。

県小中P連理事 広報環境委員  鈴木了三
 
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