息子が通い、私の母校でもある瀬戸市の祖東中学校では、平成14年からニュージーランドのワイコウワイ中学校との間で国際交流事業として相互にホームステイを実施しています。
昨年10月には我が家にもNZの少年がやって来ました。戦前生まれの両親を含む6人家族。誰も英語を話せません。知る限りの英単語を日本語の助詞で繋ぐ会話。見学先の名古屋港水族館の説明は「NagoyakoのAquariumでDolphinが『ぴゅぅ!』」青い目の少年は「ニコッ!」と頷いてくれました。心では通じるものです。何か大切なものに改めて気付かせてくれました。
5泊6日の短い日々でしたが、少年はいつの間にか家族の1人となっていました。今、海の向こうに心を寄せる「息子」がいることを嬉しく思っています。
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